Love Love Love
「い…いたい…」
少し顔をしかめてるいくんの裾をぎゅっと握った。
「…っごめん…」
すぐに手が離れたと思ったら「お願いだからあんまり他の男と喋んな…」と私の瞼にキスをした。
やきもち?
恥ずかしくなった私は、両手で顔を隠して「もう…っ」とるいくんを指の間から睨んだ。
「ひなが他の男と喋ってるとこ見ると…頭おかしくなりそ…俺、かなりやきもち妬きだな」
眉をひそめながら耳の後ろを触るるいくん。
なんでそんな…っ