何度も…何度でも君に恋をする
私が窓側のベッド、奏くんが隣のベッドに入った。
なんか…、カーテンで仕切られてるのにすぐ横に奏くんが寝てると思うと緊張する。
ドキドキして……特別な事してるみたいで恥ずかしくなる。
「最近どうなった…?お父さん……」
カーテン越しに奏くんが聞いてきた。
いつもいつも……。私とお父さんの事心配してくれる。
あんな場面見せちゃったから仕方ないのかもしれないけど。
心配かけてごめんねって気持ちと、本当は嬉しいって気持ちが混ざり合う…。
奏くんしか知らないラピスラズリのブレスレット。
奏くんしか知らないあの時の私の涙。
小春ちゃんは元々知ってるから言ったけど……。
あの時の事は誰にも言いたくなくて…、秘密にしていた。
「私ね…、今学期から調理部に入って……料理もっと上手になろうと思ってるねん」
「へー…調理部……、なんか華凛ちゃんらしいなぁ」
「うん…、お父さんがね…学生時代は1度きりやねんから我慢せんでええって言ってくれた……だから部活でもやってみようと思って…」
「それで調理部…?」
「うん……お菓子作りもやるみたいやから。…私お菓子苦手やねん」
お菓子作りの苦手な所…。
計量カップでしっかり計らないとダメな所。
料理は意外に大雑把な私はしっかり計るのが不得意だったりする。
この間お菓子作りの本を読んで思ったんだ。
なんか…、カーテンで仕切られてるのにすぐ横に奏くんが寝てると思うと緊張する。
ドキドキして……特別な事してるみたいで恥ずかしくなる。
「最近どうなった…?お父さん……」
カーテン越しに奏くんが聞いてきた。
いつもいつも……。私とお父さんの事心配してくれる。
あんな場面見せちゃったから仕方ないのかもしれないけど。
心配かけてごめんねって気持ちと、本当は嬉しいって気持ちが混ざり合う…。
奏くんしか知らないラピスラズリのブレスレット。
奏くんしか知らないあの時の私の涙。
小春ちゃんは元々知ってるから言ったけど……。
あの時の事は誰にも言いたくなくて…、秘密にしていた。
「私ね…、今学期から調理部に入って……料理もっと上手になろうと思ってるねん」
「へー…調理部……、なんか華凛ちゃんらしいなぁ」
「うん…、お父さんがね…学生時代は1度きりやねんから我慢せんでええって言ってくれた……だから部活でもやってみようと思って…」
「それで調理部…?」
「うん……お菓子作りもやるみたいやから。…私お菓子苦手やねん」
お菓子作りの苦手な所…。
計量カップでしっかり計らないとダメな所。
料理は意外に大雑把な私はしっかり計るのが不得意だったりする。
この間お菓子作りの本を読んで思ったんだ。