何度も…何度でも君に恋をする
「すごい…、なんか今文句言ってた自分が恥ずかしくなったわ……委員長の鏡やね」
「なっ…何言うてんねん!…手、手動かして!!」
照れる事ないのに…。
委員長は恥ずかしかったのか黙々と作業を進め出した。
でも…、裏返すタイミングがわからなかったりするとさりげなく教えてくれたりして。
うん…、やっぱり委員長の鏡。
生地をひたすら焼いて1時間が経過した。
お客さんの入りも良くてお店は大賑わい。
ちょっと前に小春ちゃんと大地くんも来てくれた。
「華凛ー、あとちょっとやったら休憩行こー!」
「はーい!」
マイカと同じデコ係の美桜。
楽しそうに仕事してる。
それに比べて私は……、伸ばす、焼く。伸ばす、焼く。
汗まみれ…。
「何やここ…、甘ったるい匂いしかしないやん」
入口付近で女の子がキャーキャー言ってるのが聞こえる。
うちのクラスの女の子達も目の色変えて、廊下から近づいてくる声に教室中がざわつき始めた。
「何かのイベント…?委員長知ってる?」
「いや…、何も聞いてへんけど……」
女の子の黄色い声が大きくなってきた時、声の主が扉をくぐり抜けて顔を出した。
「なっ…何言うてんねん!…手、手動かして!!」
照れる事ないのに…。
委員長は恥ずかしかったのか黙々と作業を進め出した。
でも…、裏返すタイミングがわからなかったりするとさりげなく教えてくれたりして。
うん…、やっぱり委員長の鏡。
生地をひたすら焼いて1時間が経過した。
お客さんの入りも良くてお店は大賑わい。
ちょっと前に小春ちゃんと大地くんも来てくれた。
「華凛ー、あとちょっとやったら休憩行こー!」
「はーい!」
マイカと同じデコ係の美桜。
楽しそうに仕事してる。
それに比べて私は……、伸ばす、焼く。伸ばす、焼く。
汗まみれ…。
「何やここ…、甘ったるい匂いしかしないやん」
入口付近で女の子がキャーキャー言ってるのが聞こえる。
うちのクラスの女の子達も目の色変えて、廊下から近づいてくる声に教室中がざわつき始めた。
「何かのイベント…?委員長知ってる?」
「いや…、何も聞いてへんけど……」
女の子の黄色い声が大きくなってきた時、声の主が扉をくぐり抜けて顔を出した。