何度も…何度でも君に恋をする
「どうかしたー?……あれ?…ちょ、ちょ、美桜も華凛も泣いてるやん!」

「あっ、ほんまやー!新平泣かしたん?最低やで」



小春ちゃんと大地くんが戻ってきて心配してる。

その後ろから諒一くんも歩いてきて……










ほら……。


奏くんも心配してる。






美桜にはこんなに良い友達がいるよ。

もう…1人じゃないよ。







「おい、俺泣かしてへんし!何か喧嘩して華凛に泣かされたんちゃう?」

「新ちゃんっ!!人聞き悪い事言わんでよ!私達喧嘩してへんし……その…女の子には泣きたくなる時があるねん……」

「正直者は得やねんって…。泣かした事……黙っててやるから…なっ?」

「もーー!「まー、まー…もう止めってー」」






相変わらず人を小馬鹿にするような…。

でも笑っちゃう私達の掛け合いに諒一くんが止めに入る。




もう……。

みんな優し過ぎ。




ねぇ美桜…。美桜にも伝わるでしょ?

この優しさが作り物じゃないって事。



これが友達だって事。



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