何度も…何度でも君に恋をする
暑い太陽のせいだ…。
ギラギラした暑さのせいで喉が渇いていた。
近道に選んだ通りにはファーストフードがあるから…、飲み物だけ買って帰ろうと思っていたんだ。
早く日陰に入りたくて速足で歩道橋を降りた。
トトン、トトン………。
スニーカーの音が軽快なリズムを鳴らして人を避けていく。
トトン、トトン……。
トトン、ト……………。
何だ………?
どうしてアイツ等が一緒に……?
立ち止まった勢いでこめかみに汗が流れる。
ドクンって……、自分の心臓の音が聞こえる。
だって…、俺の視線の先に捕らえるものは。
華凛と奏………。