喫茶冬景色
少しだけ意識が飛んでいたかもしれない。
 
いきなり彼女が言ってきたんだ。
 
「どこに行くの?」
 
って。

そう言われたとき、少し困った。
 
後先、考えてなかったから。
 
しばらく考えて、とりあえず俺の友達と遊びに行くことに決めた。
 
もちろん友達にはまだ、許可を取っていなかった。
 
まぁ、俺の友人なら誰か声掛ければ一人くらい人間が集まるだろう、そして新しいメンバーが増えても気にしないでいてくれるだろって決め込んで。
 
予定では集まる人間は野郎4人に女1人って計算。
 
俺は、極端に女友達がいなかったからどうしてもねそんな感じになるんだ。
 
遊びが合うかどうかしらなかったけど、そこら辺は気にしなかった。
 
とりあえず、男3人もいるんだから手を引いて連れて行けば誰かと適当に仲良くなるだろうって考えてね。
< 18 / 78 >

この作品をシェア

pagetop