喫茶冬景色
「すいません。コーヒーを2つお願いします。」
いつもの喫茶店にいつもの30代後半くらいのウェイトレス。
店員さんは、俺たちを見てどう思ったんだろう。
なんか、俺が泣かしている状況だし。
不審な目で見られてる気がする。
「かしこ参りました。」
「お願いしますね。」
ん?
雅・・・み?
すげえ顔。
お前、そんな顔するんだな。
「この2週間どうしてたの?約束した場所にも来ないで。その女の所へ行ってたの?」
そうだな。