喫茶冬景色
好きな人がいたわけじゃない。
 
彼女がいたわけでもない。
 
だから別に、アイツが彼女でも困らないはずなのに。
 
俺は逃げようとしてるんだ。
 
彼女から。
 
珍獣が彼女だったら困るのかな?
 
何が困るんだろ。
 
ずっと、ずっと、考えた。
 
一日ね。
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