薔薇騎士〜ローゼンナイツ〜

記憶という名の夢

懐かしい夢だ…

「アレン、あの子が将来お前のお嫁さんになるんだ」

まだ人間だった幼い俺に父は許婚の娘を少女を紹介した

少女とは言ったがまだ、首も据わらない赤ん坊だった

それが俺とエミリアの初めての出会いだ

「この子は今日からうちに住むのよ？
名前はエミリア
仲良くするのよ、アレン」

幼い俺はただ、エミリアが可愛く思えた

…今もこの思いは変わらないがな

アレン ５歳
エミリア ０歳
春
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表紙・目次

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