あのゴールまで〜はじまり〜



なんかそんなの右から左に流れていって・・・



私・・・今日駄目だなぁ・・・




「おーいっ高跳びの準備しろーっ」



麻木先生の声だ。



高跳びの準備??



私達もやった方がいいのかな・・・




「あの・・・私達も手伝った方がいいですよね?」



私に教えてくれていた先輩に聞いた。



「大丈夫だよ!


SDやってて?」



笑顔で言う。



部活の先輩って恐いイメージだったけど・・・


全然そんなことないんだなぁ。



「はい、ありがとうございます。」



私も笑顔で返してみた。



多分、先輩の笑顔には負けてると思うけど。
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