あのゴールまで〜はじまり〜
そして集合時間5分前に先輩たちはきた。
「おっはやいな」
「おはようございます!」
私達は一斉に頭を下げた。
先輩たちは横に広がって歩いていたためなんだか強そうに見えた。
「これで全員?」
私達は周りを見る。
「はい・・・多分全員です。」
松崎流星が言った。
「あ、皆寒くない?」
先輩達が次にそう言った。
私はジャージを上下着てるから寒くない。
むしろ暑くなってきたくらいだ。
「大丈夫です」
私達一年生はほぼ声を合わせて言った。