赤い狼 参





感心しながらも話を続ける。




「何で三人共こっちに居るの?


《SINE》の話し合いなら三人も話し合いに参加しなくちゃいけないんじゃないの?


私は大丈夫だから心配しないでもう行ってぃぃよ。ありがとね。」




三人共には迷惑掛けたなぁ。


駄目だな。もっとしっかりしなくちゃ!




三人を隼人達の部屋に行くように勧める。




でも何か違ったようだ。




何故分かるのか?って?



…それはね…




「え?私、何かおかしい事言った?」







三人共の顔がヤバいぐらい不細工になっているから。





銀は眉間に皺を寄せていて怖いし、連は目をこれでもかっていうくらい開いてるし、奏は口をポカーンと大きく開けている。



…変な顔。




って、え?


もしかしてこれ、変顔大会なのかな?



え?じゃぁ私も何か変な顔しなくちゃいけないって事?




顎に手を当てて何の変顔をするか考える。




…あ、あれにしよう。



頭にぃぃ変顔が思い付いた。




…ヤッバい。

私、今日冴えてるかも!



取り敢えず、思い付いた変顔をする。




三人の反応は…





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