101回目の告白

今、あたしは亜唯香と
2年生の教室に来ています。

「ほら、あれが生徒会長よ。」

亜唯香がお行儀悪く
指差した先には、

キラキラと後光が光っている
あの先輩がいた。

「あっ!!あの人だ!!
亜唯香、間違いないよ!!」

あたしが大きな声を
出したせいか、
先輩がこっちを向いた。

そして、
少し驚いた顔をして、
こちらに近づいてきた。


< 22 / 107 >

この作品をシェア

pagetop