101回目の告白
あたしはまたまた勢いよく
体勢を整えると、
目の前には頬を赤らめている
稔先輩・・・。
「稔先輩??大丈夫ですか??
もしかして・・・」
「千依莉ちゃん!!」
「はい!?」
"熱ですか??"
と出かけた言葉は、
稔先輩に遮られた。
「今日、一緒に帰ろう??」
はい??何でいきなり??
あたしが不思議そうな顔を
していたせいか、
「あ・・・、怪我させちゃったから
家まで送るよ。」
と、付け加えてくれた。