101回目の告白
あたしは玻瑠幸の顔を
見ていられなくて俯いた。
沈黙が痛い。
少しして、玻瑠幸が
口を開いた。
「ハァ・・・。何それ。」
ため息・・・。
でも、あたしは負けない!!
「分かんないけど好きなの。
だから絶対、諦めない!!」
ありったけの想いを
言ったんだよ??
「・・・。勝手にすれば。」
ちゃんと通じた??
「うん。勝手にする♪」
あたしがそう言うと、
玻瑠幸は帰って行った。
真夏の蝉が鳴いていた・・・。