101回目の告白

こんな時間まで学校に
いたことなかったから
暗い帰り道がなんだか新鮮。

家の近くまで来たところで

「ここまででいいよ。」

あたしは早見にそう言った。

すると早見が
あたしの手を掴んで

「もうすぐそこじゃん。」

そう言って歩き出した。

「え、ちょっ早見!?」


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