101回目の告白

まだあたし達
2人しか来てないのに。

「あぁ。他のヤツらね。
みんな都合悪かったんだ♪」

そうニヤリと笑う。

なっ・・・こ、こいつ・・・

「ハメたなぁ~!?」

「ハハッ。バレた??」

信じらんない!!

「帰る。手、離して!!」

あたしがそう言うと
早見はさらに力を入れた。

「やだ、離さない♪
ここまで来たんだし
せっかくだからデートしよう!!」

「はぁ!?」

そしてまた歩き出した。


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