101回目の告白

一日中 遊んでラストは観覧車。

あたしは夕日に染まる街を
静かに眺めていた。

すると早見が口を開いた。

「小谷。」

あたしは早見に目線を向けた。

「ん??」

「この観覧車の伝説
知ってる??」

伝説??

「・・・知らない。」

早見があたしを
じっと見つめる。


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