101回目の告白

蘇る気持ち


早見の家はわりと
近い場所にあったので
あたしは早歩きで向かった。

その途中にコンビニがあった。

何か買って行こう。

そう思って立ち寄った。

「いらっしゃいませー。」

店員の声が響く。

ふと雑誌コーナーに目をやると
立ち読みしている男の子から
目が離せなくなった。


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