101回目の告白

「ここが俺の部屋。」

2階の角の部屋を
早見が指さす。

ガチャ

「入りなよ。」

「う、うん。」

あたしは部屋に入り
ベッドの上に腰をおろした。

「飲み物か何かいる??
大したもんねぇけど・・・。」

「ううん。大丈夫。
それより大事な話があるの。」

緊張のあまり握った掌に汗が滲む。

「何??」

早見があたしの隣に腰をおろし
向かい合う。


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