私と、きみ。
・・・こんなこともあったな・・・

思い出を思い出す、私。

ぼーっとしていた私に話し掛ける、美緒と昌美。

この二人がいて安心する、私・・・

「あのですね、香湖?」

昌美に話し掛けられて、正気に戻った。

「えっ?!何?」

「うわ、ほんまに聞いてないよ、こいつっ」

「痛っ」

軽くデコピンをされた。

「決勝戦用に、新しい服を作らなきゃいけないんだけど。」

「へ?」
< 42 / 45 >

この作品をシェア

pagetop