私と、きみ。
・・・嫌な予感。

いい話じゃないことは確かである。

昌美は天然だからわかりやすい。

「まずな、ここで店開くねん。なんの店かっていうと・・・」

「もういいって。帰りなよ。店開くとか無理でしょ」

あ、ちょっと冷たかったかな・・・

これくらい言っとかないと諦めてくれない。

「でもな、美緒もやる言うてるで?」

「みっ美緒が?!」

聞く前からどうでもよかった。

美緒と聞いて興味がわいた。

美緒とは、昌美と同じくらい仲の良い友達だ。

いつもはおとなしい美緒が・・・?

「なんなんよ~美緒がいるなら、いいん?」

「・・・・・・考えとく。」

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