いつまでたっても
~祐騎side~

俺は泣いている友姫をみて

胸が傷んだ。

その時に気づいたんだ、

あぁ、俺もあいつに

恋をしたんだ…と。

あの夜、友姫を抱いた日

友姫は、イヤと言いながら

泣いていた。

あの時のことが今更

思い出された。

泣いていたあいつに

無理矢理したのに

あいつは、俺をみて

イヤと言ったあとに笑った

『ダメだ。先生が好きだ』と

あいつは、友姫は

元から俺を好きだったらしい…
















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