洒落乙素敵女子目指します!
……。
なんだろう…。
すごく寝苦しくなって、目が覚めてしまった。
金縛り?
ううん、これは金縛りじゃないよ。
一人で考えていて、ふとドアの方を見てみたら…
なにあれ、人?
え、人?え?え?まさかお化けがいるの?
「ぎゃーーーーーーーー!!!!」
怖いものが大の苦手な私は、夜なのにも関わらず大声を上げてしまった。
「しっ。静かにしてよ」
………。
ん?なんか喋った。
静かにしててよ?幽霊がこんな事言う?
「あ、あなたは誰ですか?人のお家ですよ!?」
「あんた、過去に戻りたいんでしょ?」
あたしの意見は無視ですか!
よくこの方を見てみると、イケメンの部類には確実に入るだろう。
スラッとした身長に、金髪の派手な髪色。
黒のスーツも完璧に着こなしていて、外人じゃないのかと思わせる。