モデル同士の恋
ずっとあたしの将来のことを
ぶつぶつ言ってるお母さんを置いて

階段をのぼりながら携帯とにらめっこ。


今の時間、7時45分。

あと1時間、寝れる。


どうしようかな。


寝たら絶対寝坊する。



でももう気力の限界…

葵君、あれはないよ。

さすがに…

朝からは疲れた。


あー。

もうほんとどうしよう。


もう一回リビングに行って
お母さんに頼むのも嫌だし、

かといって目覚ましじゃ無理。


寝ないのはもっと無理。


やばいよ〜。


考えている間も刻一刻と待ち合わせの時間は近付いてくる。


うー。。


いいや、もう寝ちゃえ!


目覚まし6回かけて、

それでも起きれなかったらみんなに謝ろう!

もう限界っ!


部屋について、すぐさまベットに倒れ込む。


目覚ましのセットを忘れずに。

5分おきにかけておく。


寝るか。

おやすみなさい。


自分の心の中で呟いて、眠りにつく。

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