確信のない約束。【下】


高跳とひかるちゃんとのプリをもらい、別れを告げようとした。
でも・・・嫌だ。
離れたくない・・・



「真司っ・・・」
不意に名前を呼んでしまう。
遠くで真司が振り向く。
こっちへとかけてくる彼。

「やっぱまだ一緒にいたいよ・・・」
うつむいて本音をこぼす。

「俺も。凛がいないと無理だから」
まっすぐなその瞳で・・・嬉しいことを口にする。









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