確信のない約束。【下】


「とりあえず、俺んち来な・・・って凛、彼氏いるからダメか」
「・・・」


今は誰かといたい。
心を襲う不安を取りのぞいてほしい。

「じゃ、俺真司呼ぶから」
あたしはただ黙ってうなずいた。


5分もしないうちに、真司が駆けつけてきた。


「真司ぃ・・・!」
「凛!」

真司にぎゅっと抱きしめられた。

「怖かったよぉ・・・」






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