確信のない約束。【下】
ホテルはご飯を予約してなかったから、近くのお店に行くことになった。
「なに食いたい-?」
「うーん・・・ここはやっぱりー」
「「焼き肉ーーー!」」
声が重なり、思わず笑みをこぼした。
焼き肉屋さんで思いっきり食べた。
「すごい!超柔らかーい!」
「凛、頬張りすぎ(笑)」
「いいじゃん!おいしいんだもん♪」
「まぁ、ウマいけどさぁ・・・(笑)」
そして夜の道を肩を並べて歩いた。
日中は心地よい天気だが、夜はかなり肌寒い。
「着ろよ」
そう言ってあたしの肩にパーカーをかけてくれた。