確信のない約束。【下】


海の深いところで、深いキスをした。
周りの人に見られようが、恥なんてない。
ただただ、愛を確かめたかった。


「そろそろ飯食うか」
「そうだね」
ビーサンを履く足に砂が入る。

「着ろよ」
手渡されたのは・・・パーカー。

「・・・嫌なんだよ。お前が俺以外の男に肌見られんのが」
嫉妬でもあり、大きな優しさ。
「ありがと」
袖に腕を通すと、焼けた肌がひりひりする。


「焼きそばだー!」
お店の看板に『焼きそば』の文字が。






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