確信のない約束。【下】
「あらあら。初めまして、真司の母です」
そこには、真司に似て目が二重のお母様が立っていた。
見るからに優しそうだ。
「は、初めまして。宮内凛です」
イヤー!かんじゃったよ・・・
「さぁさ、入って」
「ありがとうございます。コレ・・・少しですがお土産です」
「ゴメンねーわざわざ。ありがとう」
「いえ・・・」
真司のお母様、優しいじゃん!
「凛。行こ」
「うん!おじゃまします」