確信のない約束。【下】
「うん!めっちゃ気に入った♪」
「よかった。他の色もあって悩んだわー」
「真司ありがとう!」
家に着くと、部屋がクリスマス一色になっていた。
去年はツリーすらなかったのに・・・
「おふくろが凛のために買ってきた」
と面倒くさそうに言う真司。
お母様が・・・あたしのために?
「今年は俺が飯作る!」
はりきる真司。
・・・って、あたし作んないの!?
「あたしも作りたい!」
「じゃ、俺の弟子でいい?」
「いいよ」