確信のない約束。【下】


しばらく見つめあった後、真司の唇が近づく。
あたしもそれに応えるように瞳を閉じる。
あと1cm・・・


バタン。

なに・・・!?
とっさに離れてしまった。


「おぉー起きたか」
来たのは・・・監督。
あぶな!!セーフ。


突然ということもあり、ふたりの顔は真っ赤っか。

「どうしたー顔赤いぞー」
「なんでもないッスよ監督!」
「それより飯だぞー」
「はい」




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