確信のない約束。【下】


監督がいないスキを見計らって・・・
レッツゴー!


「今がチャンス!」
「行こう!」

こそこそ話ってくらいに小さい声で合図を出す。
廊下をぬき足忍び足で歩く。


「あった!304号室!」
ここにふたりはいる・・・!


コンコン。
返事はない。
「入りまーす」

少し勝手ながらも、部屋に足を踏み入れる。




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