本当の仲間
──春風 愛華side
じれったいなぁ…。
あたしは様子を伺ってる南雲に苛立ちを感じた。
だから後ろからボールを奪う。
「くっ!…!愛華!」
後ろをつかれたのが情けなかったのか、悔しそうな顔をする。
あたしはそのまま相手陣地を走る。
「南雲、来い!」
あたしの声にすぐに来た。
あたしはコートの左端、南雲は右端を走る。
走りながら南雲へとパスした。上手くキャッチをし、ドリブルを続ける。
そして南雲がシュートする。ボールは円を描き、シュートゴールの中へと入った。
残り1分になった頃、朔斗と1on1になった。それはコートの丁度真ん中地点。
ここからシュートはかなり難しい。南雲は「パス」を連呼しているが南雲へのパスルートには相手チームの長身がいて、取られる確立が高い。
「くそッ…」
残り10秒…9、8、7、
あたしは少し後ろへと下がる
「おい春風!そっちじゃないだろ!」
6、5、4、
そしてあたしは少ない確率に運を任せボールを投げる。
3、ボールは宙を飛び、朔斗、長身を抜く。
2、そしてシュートゴールに向かう
1、…シュートゴールに当たり…
0、ボールは入った。
じれったいなぁ…。
あたしは様子を伺ってる南雲に苛立ちを感じた。
だから後ろからボールを奪う。
「くっ!…!愛華!」
後ろをつかれたのが情けなかったのか、悔しそうな顔をする。
あたしはそのまま相手陣地を走る。
「南雲、来い!」
あたしの声にすぐに来た。
あたしはコートの左端、南雲は右端を走る。
走りながら南雲へとパスした。上手くキャッチをし、ドリブルを続ける。
そして南雲がシュートする。ボールは円を描き、シュートゴールの中へと入った。
残り1分になった頃、朔斗と1on1になった。それはコートの丁度真ん中地点。
ここからシュートはかなり難しい。南雲は「パス」を連呼しているが南雲へのパスルートには相手チームの長身がいて、取られる確立が高い。
「くそッ…」
残り10秒…9、8、7、
あたしは少し後ろへと下がる
「おい春風!そっちじゃないだろ!」
6、5、4、
そしてあたしは少ない確率に運を任せボールを投げる。
3、ボールは宙を飛び、朔斗、長身を抜く。
2、そしてシュートゴールに向かう
1、…シュートゴールに当たり…
0、ボールは入った。