本当の仲間

文化祭の準備に入った
愛華ちゃんは私が言ってた通りに、帰りのHRに手を上げてくれた。なんだか嬉しい気持ちが出てきたり…。

今はみんなでお化けの迷路を作っている。委員長の私は、みんなから色々な質問を聞かれかなり忙しくて…。愛華ちゃんのほうを見ると、受付のルールを見ている。
受付が一番初めの仕事だから、ちゃんとしなきゃ後の人に申し訳がない。

「委員長~」
「はーい!」
「紺色のペンキどこ~?」
紺色のペンキを探しているようだ。丁度私の足元にあった為、持って行こうと手に持ち歩きだす。その時、黒板のほうにもたれさせていた大きな看板が突然傾いて私の方へと倒れて来た。
「委員長、危ない!」
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