時空を越えて…
初の刀
私は土方さんの許可を得て沖田さんから刀を借りた
目の前には5人の男の人 どの人も体格がいい
その姿を町行く人達が見守っていた
刀を抜こうとするとまたもや沖田さんが近付いてきた
「君本当に大丈夫?」
そんな心配してくれる彼に私は微笑み
『私はしぐれです』
と言って男の人達に向き直った
微笑まれた沖田さんが
「…っ//////」
顔を真っ赤にしているとも知らずに
「女一人が相手とはなめられたもんだな」
そう言いながら私を取り囲んだ
刀って結構重いんだなぁ…
『私が勝ったらもう二度とこの子に近づかないで』
「もし俺達が勝ったら?」
『何でもする』
そう言い切ったと同時に男の人達がにやりと笑った
「いい度胸だ」
賭けるものが決まった後私はいつもの剣道様にの構え目を閉じてすぅ…と息継ぎをした
「あいつ目を閉じてやがんぜ」
「いつまでもなめやがってっ…」
男の人達が言っている事に耳を傾けず集中した
お兄ちゃんが教えてくれた戦い方…
[目で相手を見るんじゃなくて心の目で視るんだ]
「やろうどもやっちまえ!!!」
…見えた!!!
私は素早く目を開け襲いかかってくる男の人を次々に避け刀の刃の部分の裏で峰打ちした