年下なアイツ~天の邪鬼なアタシ~
この状況は何!?
みーたーいーな!!
「ちょっと!なに!?」
「ん?別に?」
あのクソガキストーカーに
手を引かれ、
「何処に行くの!?
離せ!キモい!!」
「いいじゃん、どこでも」
何処かに連れて行かれる。
キモい!!
「アタシ、佳澄とお弁当
一緒に食べる約束してんだよっ!
だから、離せっ!」
「はいはい、うるさい」
ウザい!!
ヤバい、
ウザい!!
ガキのくせに
調子乗ってんじゃねぇー!
「入って」
「は?」
連れてこられたのは、
体育館裏倉庫。
この倉庫は、
たまにしか使われない
体育祭とかの用具が入ってる所。
「よしっ」
「は?何こんなところに連れてきて
マジキモいから」