年下なアイツ~天の邪鬼なアタシ~


「マジだから」

「え・・・」

「オレ、マジで

杏のこと狙うから」
「は?」


意味不明な言葉を

発するコイツ。


「絶対好きにさせる」
「っ」

とてつもなく

恥ずかしい言葉を発する。


「杏」

ガキは

抱きしめる力を弱めた。

そして、

アタシと向い合せになった。


「え?」

ふいに

顔が近づいてくる。

これは・・・・



キス!?

「っ」

前にも言ったけど、

何度もキスはしたことある。

だから、慣れてる

・・・


はずなのに、
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