FeeLiNg.










大好きだった。あゆみ。

私の双子のお姉ちゃん。


でも、もういない。


私のせいなの。


あの日、私が…。




「いや…あゆみぃ…、ごめんなさい…
私が…私のせい…あゆみ…。」


「お前は悪くないって!
あゆみはもともと長くはなかったんだよ!
お前も…あゆみのために…
したことなんだろう…?」



そう。
あゆみに喜んでほしかった。

でも…だめだった…。


私のせいなの。





ごめんなさい あゆみ

もっともっと、生きたかったよね?

もっともっと、拓人のそばに
いたかったよね?



「ごめんなさい……。」






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