FeeLiNg.






パシッ!

頬に鈍い痛みが走った。

「勝手なことして、あゆみがこんなになるまで連れまわして…っ。
自分がなにをしたかわかってるの?!」


「…っ。」


母さんが怒りに震えてる。

当然だよね。


私、本当にやっちゃいけないことした。

あゆみがなんといおうと、
私が止めるべきだったんだ。



私が…あゆみを…。






母さんが、頭を抱えて座り込んだ。


「あんたのせいで…あゆみが…っ」














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