FeeLiNg.




どうして生まれてしまったんだろう?
こんなキモチが、こんな私に。
いらないのに、こんなキモチ。
だって彼は私の…。

あぁ、思い出した。
3人でよくこの高校の校門を
よじ登って遊んだりして
怒られてばかりで。

懐かしい。もう戻れない思い出。

私たちがまだ、一桁の歳だった。

まだ幼くて純粋で無知でがむしゃらで
毎日が楽しくて笑顔で溢れてた毎日だった。







今は、よくわからない。







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