FeeLiNg.










ん?ちょっと待てよ…?





これ…いつもの冗談じゃね?





「先生…また私をはめようとしてます?」

私が言うと、先生はにかっと笑った。


「バレたー?☆
でもちょっと本気にしただろ?
顔真っ赤だしー。」


先生は意地悪く私を見て笑う。



「ほんとサイテー!
もう絶対手伝わない!さよーなら!」


なんつー教師!
ほんとありえない!


先生は帰ろうとする私の手を掴んだ。




「まてまてまて!
8割フィクションで2割は
ノンフィクションだ!」



「なにその割合意味わかんない。」




「俺がお前を気になってんのは…
本当だから。」






< 84 / 89 >

この作品をシェア

pagetop