FeeLiNg.
ん?ちょっと待てよ…?
これ…いつもの冗談じゃね?
「先生…また私をはめようとしてます?」
私が言うと、先生はにかっと笑った。
「バレたー?☆
でもちょっと本気にしただろ?
顔真っ赤だしー。」
先生は意地悪く私を見て笑う。
「ほんとサイテー!
もう絶対手伝わない!さよーなら!」
なんつー教師!
ほんとありえない!
先生は帰ろうとする私の手を掴んだ。
「まてまてまて!
8割フィクションで2割は
ノンフィクションだ!」
「なにその割合意味わかんない。」
「俺がお前を気になってんのは…
本当だから。」