君に出逢えた奇跡
「ここ・・・」






「そか・・・じゃあな^^」






「うん・・・ありがとね・・・」






ガチャ






「・・・ただ・・・いま」






「奈菜!!昨日はどうしたの!?」






「ちょっと遊んでただけ・・・」






「危ないじゃない!全くもう」






「お父さんは・・?」






「もう寝たわ」






「そか・・・おやすみ」






「奈菜、夕食は!?」






「いい・・・」





タッタッタッ





ガチャ





「はー・・・・明日学校行かなきゃ・・」





本当は学校なんか死んでも行きたくなかった・・・





でも・・・行かなきゃ護には会えない・・





その日は、護のことが頭から離れなかった・・・





ピリリリリピリリリ





「・・・・ふわああああ・・・・」





「奈菜?朝ご飯できたわよー」





「はーい・・」





・・・・・・・・





「ごちそうさま・・・」






「あら・・・もういいの?」






「うん・・・」





着替えなきゃ・・・






ガチャ






「制服着るの・・・何ヶ月ぶりかな・・・」





制服は全く着ていなかったから綺麗だった・・・





「行って来ます・・」






「奈菜!?学校行って大丈夫なの?」





「うん・・・行かなきゃやばいし・・・」





「そう・・・嫌になったら帰ってきなさいよ?」






「うん・・・」





「わっ・・・・」




朝の青空・・久しぶりの日射しだ・・・・





気持ちいい風があたしの心を揺さぶる・・・
< 11 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop