君に出逢えた奇跡

あたしは護と手を繋ぎながら歩き始めた。




「そういえば、あたし護の趣味とか全然知らないかもww」




「俺?ギターww一昨日始めたばっかだけどなw」




「ギターかぁ☆」




カッコイイな・・・




「今度聞いたい!」




「えええええwwまだ弾けないからはずいよ」




「いいよ!」




「じゃあ・・・誕生日にな」




「ヤッター☆」




「そんなに聞きたい?ww俺なんかのギターを」




「うんww聞きたい」




「やべっ・・・もう8時5分だ」




「えっじゃあ早く行かなきゃw」




そしてあたしたちは小走りで学校に向かった・・・。




「じゃあまた帰りに!」




「うん。バイバーイ」




あたしは勢いよく自分のクラスのドアを開けた・・。




ガチャっ!




皆の視線はもちろんあたし。




「何?ジロジロと人の顔見ないでよ」




「あぁ?誰があんたなんかブスの顔見るかよ」




無視しよう・・・こんな奴に付き合ってる暇はない。




「ここはこうなるわけだ・・・誰か答えれるやつー?」




・・・・・・・




やっと放課になった・・・あー視線がすごくてキツイな・・。




あたしは女子トイレに入り、ただ1人信頼している美樹に電話してみた・・。




プルルルルプルルルル




「もっしー?どーした?」




「あっ美樹?ごめんね。こんな時に・・」




「だいじょーぶww今日学校休んだからww」




「え!?どっか悪いの?」




「うんwwちょっと貧血がひどくて」




「今から行くよ・・・どこ?」




「橋並み病院」




「わかった・・今すぐいく」




「えっいいよ・・そんな・・」




ブチッ






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