【短編】君に恋をした。
再び出逢う
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「神崎く-ん。
原稿仕上がった?」
「すいません。
今、持って行きます。」
相変わらずの職場に、相変わらずの仕事。
変わった事といえば、女遊びが減ったこととか……。
まぁ、最近新しいプロジェクトを新たに任されて、普通の仕事と2つの仕事を掛け持ちしてるから、休む暇もないぐらいだからなのかも知れないけど……
どこかで、もう会えないかもしれない、神木 紗耶香が、頭にチラついて、気持ちよく女を抱けなくなっているようにも感じた。