S.F.M.



「じゃあ告白するの?」



「うん、片思いにピリオドを打つ。きっと俺の気持ちに答えてくれるって信じてる」




あ~あ。



これじゃあたしがあまりにも惨めだ。



好きな人に、好きな人のこと語られちゃうなんて…。トホホ。




「その子のことすごく想ってるんだね」




「あぁ」



海斗の返事は帰れとでも言いたいような返事だった。



「そっか…。あたし教室戻るね」



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