S.F.M.



「なんか冬果、幸せそうだね。どうしたの」



「聞いてくれる?あたし、勇気と付き合うことになった!海斗も好きな人頑張ってね!」



正直、言うのに気が引けた。



でも、あたし変わるんだから!




「そ…、そうなんだ。」



海斗はなんだかいきなり元気がなくなって。



これだからあたしは騙されてたんだ。



こんな気があるような素振り、普通の人なら引っ掛かるよね。



< 140 / 143 >

この作品をシェア

pagetop