S.F.M.



放課後になるのが待ち遠しかった。



「菜都、あたし今日麻由と友達になった!それでね、遊ぶことになったから一緒に帰れないんだ。ごめんね」




「冬果も頑張ったじゃん!楽しんできて」



菜都は、いつも以上に優しく笑ってくれた。



でも、なんだか寂しそうにも見えて嬉しかった。




「ふーゆかっ、行こう」



「うん!!!」




あたしと麻由は、学校近くのファミレスに行くことにした。



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