S.F.M.




「―――えっ…」




「そりゃ驚くよね。菜都自身驚いてるから!」



そう言った菜都は、なんだか辛そうだった。




『よくある幼なじみの恋なんてありえない』



そう言って菜都は笑ってたことがあった。




「でも、翔平が大好きなんだー。ますます自分のこと理解できない」




「菜都でも自分のこと理解できなくなったりするんだ…」




< 80 / 143 >

この作品をシェア

pagetop