S.F.M.



でも勇気がでなくて、うんって言ってしまった。




海斗だって、そっか…って言って黙ったまんまだし。




長い沈黙の後、



「突然呼び出してごめんな。来てくれてありがとう。俺帰るわ」



そう言って、海斗は歩きはじめた。




「待って!!!」



あたしはいつの間にか海斗を呼び止めてた。




「こちらこそありがとう。更に海斗のこと知れてよかった」



そして、そう言って走って帰った。



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